中国をはた目でみているから多くの日本人は知っているだろうが,ネットワークは,コントロールできない。コントロールしたがる人間は湧いて出てくるが,鼻摘み者としてお払い箱になるのを待っていれば,すぐにそうなる。
quote:オンラインによる危険が増しているとして日本の政府は,グループ自殺や手製爆弾などの有害な情報を出さないようにするための処置を講ずると,読売新聞を引用するSiliconValley.comが報じている。提案された処置のひとつは,プロバイダーが自殺を助長しているサイトの情報の提供を行ない,警察による情報のモニタリングも含む。
とは云え,ネットを監視したからと云って,いったいどんな悪事を防げると云うのだろう,と思うのは当然のこと。死のうと思っている奴の自殺を止めたって,たいして世の中の役に立つわけではない。そんなことは世の中の吹きだまりの集まりである政治家が雁首そろえて処置を施すべきことではない。
自殺を防ぐ? 死にたい奴は死なせばいいぢゃないか? もしかしたらp2pnet.netの意見はちょっと異なると思うが,それが(正直を尽くした)真っ当な見解であり,そこに他人がしゃしゃり出てきても傍迷惑なだけだ。ネット上で,人を殺すための爆弾の作り方が書いてある場所など探せばすぐみつかるが,すぐに作るわけではない。使うなら,ある程度の覚悟ができてから派手にやった方がいい。たとえば,ねぇ。
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